ウブロ ビッグバンの選び方|種類の違い・ウニコ・リセールの真実【2026年】

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ウブロのビッグバンといえば、大胆な多層構造のケースにHの形をしたビス、そしてラバーストラップ——一度見たら忘れられない、個性の塊のような時計ですよね。スポーツ選手やセレブが着けているイメージも強く、憧れる人が多い一方で、「派手すぎる?」「実際どうなの?」と気になる声も少なくありません。

この記事では、ビッグバンの成り立ちと魅力、主要ラインの選び方、そして正直に知っておきたい”リセール”の話まで、2026年時点の情報でまるっと整理していきます。ウブロならではの「フュージョン」という思想を軸にすると、選び方がグッと分かりやすくなりますよ。

目次

ビッグバンとは|2005年、ウブロが起こした”フュージョン”革命

多層構造のケースとラバーストラップを備えた大胆なクロノグラフのイメージ

まずはビッグバン、そしてウブロというブランドの成り立ちから見ていきましょう。ここを知ると、あの独特なデザインの意味が腑に落ちますよ。

ウブロは1980年、”舷窓”から生まれた

ウブロの創業は1980年。イタリア人実業家カルロ・クロッコが立ち上げました。ブランド名の「Hublot(ウブロ)」は、フランス語で「舷窓(げんそう=船の丸い窓)」という意味なんです。航海好きだったクロッコにちなんで、初代モデルは舷窓を思わせる丸いケースでした。

そしてもう一つ、ウブロが時計史に残した革新があります。初代モデルは、時計として世界で初めて天然ラバー(ゴム)ストラップを採用したんです。金無垢のケースにゴムのベルト——今でこそ当たり前ですが、当時としては掟破りの組み合わせでした。

2004年ビバー参画、2005年ビッグバン誕生

ウブロを一気に世界的ブランドへ押し上げたのが、2004年に参画したジャン-クロード・ビバーです。ブランパンの復活やオメガの躍進を手がけた”時計業界の魔術師”ですね。そのビバー主導のもと、2005年のバーゼルワールドで発表されたのがビッグバンでした。

ビッグバンの核にあるのが、「フュージョン(異素材の融合)」という思想です。ゴールドとラバー、セラミックとチタン——本来は組み合わせないような素材を大胆に融合させる。この”爆発的な融合”のイメージが、「ビッグバン」という名の由来なんです。ベゼルを留める6本のH型ビスも、この時計を象徴するディテールですよね。

心臓部「ウニコ」|自社製フライバッククロノグラフ

ビッグバンを選ぶうえで、ぜひ知っておいてほしいのがウニコ(Unico)というムーブメントです。

ウニコ(HUB1280)は、ウブロが自社で設計・製造する自動巻きのフライバック・クロノグラフ。コラムホイール制御で、パワーリザーブは約72時間、シリコン製の脱進機を備えています。しかも文字盤側からコラムホイールの動きが見えるという、メカ好きにはたまらない構造なんです。

ウブロは「派手なだけ」と誤解されがちですが、自社製ムーブメントを持ち、独自素材を次々と開発する、技術的にはかなり本格的なブランドです。この点は、選ぶうえで押さえておきたいポイントですね。

ビッグバンの主要ラインと選び方

クロノグラフの多層ベゼルとHビスのディテールを捉えたマクロ写真

ウブロには複数のラインがあって迷いやすいのですが、まずは次の顔ぶれを押さえておけば大丈夫です。

ライン 形・機能 キャラクター
ビッグバン ウニコ 丸型・自社クロノグラフ 定番・存在感。多層構造の主役
ビッグバン インテグレーテッド 丸型・一体型ブレス ブレスレット一体型でモダン
クラシック・フュージョン 丸型・薄型3針 シンプルで着けやすい入門的存在
スピリット オブ ビッグバン トノー(樽)型クロノ 2014年登場の個性派

ビッグバン ウニコ|ウブロらしさを味わうなら

ウブロといえばコレ、という定番です。自社製ウニコを積んだ多層構造のクロノグラフで、存在感は抜群。42/44/45mmとケース径の選択肢もあり、素材のバリエーションも豊富です。「ウブロを持つ満足感」をしっかり味わいたいなら、まずここからですね。

クラシック・フュージョン|さりげなく着けたいなら

「ビッグバンの多層ケースはちょっと主張が強い……」という人には、別ラインのクラシック・フュージョンがおすすめです。3針ベースの薄型でドレッシー、スーツにも合わせやすく、ウブロの中では比較的手が届きやすい入門的な位置づけ。1980年の初代モデルの現代版とも言える存在です。

素材で選ぶ|”フュージョン”の真骨頂

ビッグバン選びの醍醐味は、なんといっても素材です。ウブロは素材の自社開発に非常に熱心で、それぞれ性格が違うんです。

  • チタン:軽量で日常使いしやすい定番
  • セラミック:傷に強く、発色が美しい。各色展開
  • キングゴールド:ウブロ独自の赤みが強いローズゴールド
  • マジックゴールド:世界で唯一「傷が付きにくい18金」とされる独自素材
  • サファイア:透明ケースの最高峰。価格も別格

定価と、正直に知っておきたい”リセール”の話

まずは公式の定価から。ウブロは公式サイト(hublot.com)に定価を掲載していて、たとえば以下のような価格です(2026年7月時点・税込)。

モデル(型番) ケース径・素材 定価(税込)
ビッグバン リローデッド オールブラック(421.CX.1140.NR.RLD) 44mm・セラミック 3,388,000円
スピリット オブ ビッグバン エッセンシャル トープ(642.NX.4610.NR) 42mm・チタン 3,333,000円

ビッグバンは素材やモデルによって価格帯が大きく変わり、比較的シンプルなクラシック・フュージョンなら100万円台から、サファイアケースや複雑機構になると1,000万円を超えるものまであります。狙っているモデルの正確な定価は、公式サイトの各製品ページや正規店でご確認くださいね。

※上記はウブロ公式サイト(hublot.com)で確認した2026年7月時点の税込定価です。価格は改定される場合がありますので、購入前には公式サイトの各製品ページでご確認ください。

ウブロは”定価割れ”が大きい|数字で正直に

ここは、憧れだけで買う前に正直に知っておいてほしいパートです。ウブロは、高級時計の中でもリセールバリュー(再販価値)が弱いブランドとして知られています。

WatchChartsのデータを引用した分析によれば、ウブロはおおむね定価比で約40%程度下落する傾向があるとされ、ビッグバンの標準的な構成では、購入直後に定価の4〜6割ほど下がる可能性も指摘されています(2026年時点・目安)。ビッグバンの二次流通の平均価格は約1万2000ドル前後という水準です。ロレックス デイトナやパテック フィリップのスポーツモデルのような「買った瞬間に定価超え」というプレミアは、基本的に付きません。

これは裏を返せば、中古なら本格的な自社製ムーブメントのウブロを、かなり割安に手に入れられるということでもあります。値上がり益を狙う時計ではなく、「デザインが好きだから、着けて楽しむ」ために選ぶ時計——そう割り切れる人には、むしろ中古が賢い選択になりますよ。高級時計をブランド横断で資産価値の観点から比べたい方は、高級時計は資産になる?値上がりするモデルと定価割れの実態もあわせてご覧ください。

※リセールに関する下落率は、WatchChartsのデータを引用した第三者分析にもとづく目安であり、時点・モデル・個体で変動します。中古相場は日々動きますので、あくまで参考としてご覧ください。

「成金っぽい」という評判について

ウブロには「派手」「成金っぽい」といったマイナスの評判がつくこともあります。ただ、これは主に主観的なイメージの話。実際には、前述のとおり素材の自社開発に挑み続ける技術志向のブランドであり、落ち着いたクラシック・フュージョンのように幅広い層に向いたモデルもあります。評判に振り回されず、自分が「格好いい」と思えるかどうかで選ぶのがいちばんですよね。

2026年の新作|ビッグバン ウニコ リローデッド

2026年4月、ウブロは「ビッグバン ウニコ リローデッド」コレクションを発表しました。44mmケースに自社製ウニコ(HUB1280)を搭載し、日付を3時から4時半へ移すなど視認性を高めた新文字盤、2ピース構成の新ベゼルを採用しています。マジックゴールドや各色セラミック、チタン×セラミックなどが用意されました。

さらにアンバサダー限定として、サッカーのキリアン・ムバッペ選手版、陸上のウサイン・ボルト氏版(各200本)も話題になっています。2025年にビッグバンが20周年を迎えたばかりで、その勢いが続いていますね。

ビッグバンに関するよくある質問

ビッグバンとクラシック・フュージョンはどちらがいい?

存在感のある多層クロノグラフが欲しいならビッグバン、薄型でさりげなく着けたい・スーツに合わせたいならクラシック・フュージョンです。価格も、クラシック・フュージョンのほうが手が届きやすいモデルが多い傾向にあります。

ウブロは資産になりますか?

正直なところ、リセールは弱く、値上がりを狙う時計ではありません。むしろ「中古で割安に買って、デザインを楽しむ」のが賢い付き合い方です。値上がり益を求めるなら、別のブランド・モデルを検討したほうがよいでしょう。

ウニコって何ですか?

ウブロが自社で開発・製造するクロノグラフムーブメントです。自動巻き・フライバック・コラムホイール制御・約72時間パワーリザーブという本格仕様で、ウブロの技術力を象徴する存在です。

ビッグバンの定価はどこで確認できますか?

ウブロは公式サイト(hublot.com)に定価を掲載しています。本記事の価格も公式サイトで確認した2026年7月時点のものですが、改定される場合があるので、購入前には公式サイトの各製品ページで最新価格をご確認ください。

まとめ

  • ウブロは1980年創業(カルロ・クロッコ)。ブランド名は「舷窓」の意味で、初代は世界初のラバーストラップを採用
  • ビッグバンは2005年、ビバー主導で誕生。「フュージョン(異素材の融合)」が核の思想
  • 心臓部は自社製フライバッククロノグラフ「ウニコ(HUB1280)」。約72時間巻き
  • 主要ラインはビッグバン ウニコ/インテグレーテッド/クラシック・フュージョン(薄型入門)/スピリット オブ ビッグバン
  • 定価はモデルにより100万円台〜1,000万円超。素材(チタン/セラミック/キングゴールド/マジックゴールド/サファイア)で大きく変動
  • リセールは弱く、定価比で大きく下落する傾向。値上がりより「着けて楽しむ」時計

ビッグバンは、資産価値で語られがちな昨今の高級時計の中で、「理屈抜きに格好いいから着ける」という時計本来の楽しさを思い出させてくれる1本です。リセールという現実も正直に受け止めたうえで、それでも心が躍るなら——それはきっと、あなたにとって良い時計ですよ。

※本記事の歴史・型番・ムーブメント情報は、ウブロ公式(hublot.com)および中立的な時計メディアの情報にもとづきます。定価は公式サイトで確認した2026年7月時点のものです。中古相場・下落率はWatchChartsのデータを引用した分析にもとづく目安であり、価格・ラインナップは改定される場合があります。最新情報は公式サイトおよび正規販売店でご確認ください。

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